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住まいの知識

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屋根とは何モノ?

屋根とは、家の一番上にあって、雨・風・太陽光から住んでいる人たちを
守っているものです。

構造は図Aのように、「防火層」・「断熱層」・「防水層」・「構造層」に分かれています。

屋根の構造
屋根材のこと

図Aの一番上、外側にある「屋根材」のことを、私たちは一般的に「瓦」と呼んでいます。
瓦は飛鳥時代に日本に到来し、以降それまで板葺きされていた寺院などの建物から少しずつ「瓦」が使われるようになりました。

江戸時代に入ると、重さや大きさなどが改良された「日本式簡略瓦」が誕生。頻繁に起きていた火事の飛び火対策として、防火性に優れた「瓦葺き」を幕府が推奨したことをきっかけに、寺社などの建物に限られていた瓦屋根が民家にも取り入れられるようになりました。また関西は古くから「粘土瓦」のことを「瓦」と呼んできました。
それぞれが特長を持っていますが、その一例を表にしてみました。

表
断熱層とは?

図Aの上から2番目、空気層にあたる「断熱層」。
この断熱層は、太陽光熱から家を守り、快適な居住空間を作るために有る重要な部分です。屋根材自体にも断熱性の備わったものは多いのですが、「断熱」の主な役割は実際は主に「空気」が果たしているのです。と言っても、すぐにはわかりにくいかもしれません。では、キッチンでお湯を沸かしているところをイメージしてみてください。火にかかっているやかんに直接手が触れてしまうと、「熱っ!」となります。ヤケドしてしまいます。でも、鍋のそばまで手を近づけても、直接触れる直前までは熱は感じてもヤケドはしません。手と鍋の間に空気があるからです。この空気こそが「断熱層」なのです。

断熱層とは?
防水層とは?

またイメージしていただきましょう。
一般的な瓦屋根を思い浮かべてください。瓦屋根はゆるやかに段々になっていますね?これは、瓦を葺くとき少しずつ重ねながら葺いていくためにできる段差です。現在ある屋根材の中でも「粘土瓦」・「セメント瓦」はその「重なり」と言われる部分が少ない瓦です。また、屋根には勾配(傾き・角度)があり、以前は瓦を「固定させる」という工法も少なかったため、時間の経過と共に徐々に瓦にズレが生じ、「重なり」部分に隙間が生じます。この隙間から雨は入ってきます。比較的「重なり」の多い「スレート瓦」の場合でも、雨の状態や風の力によって、「毛細管現象」が起き、瓦の下の部分に雨水が浸入することがあります。

これらの雨水浸入を防いでいるのが「防水層」です。 現在は「アスファルトルーフィング」系の防水シートを使用している業者が多いようです。10年ほど前までは、トントン板(薄く削いだ板状の木材)やハイトン(塩ビ材質)などの防水素材が使われていました。

防水層とは?
構造層とは?

この部分が家屋にとって本当の「屋根」の部分です。
図で示している通り、家の構造上最も重要な部分を占め、特に木造住宅の場合は家屋の「根幹」ともいえる部分です。

構造層とは?構造層とは?
屋根のミニコラム
あなたのお住まいは○○屋根?

屋根の形状にはいくつか種類があります。
ここに紹介しているのはその代表的なものですが、あなたのお住まいはどの形状と同じ、あるいは似ていますか?屋根の工事で見積をさせていただく時、屋根材や築年数、下地の状況だけでなく、この形状によってもかなり金額が変わってくるのです。ご存じでしたか?

屋根形状
屋根のミニコラム
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陰